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2007.09.03

[鉄道]さよなら455系あかべぇ号運転

 以前からここでネタにし続け、7月には現地上陸を果たした、福島県のJR磐越西線・会津若松駅。
 今日、そこでドラマチックな別れがあった。

 この6月まで磐越西線を走っていた455系電車が完全引退することになり、今日(2日)「さよなら455系あかべぇ号」と銘打った臨時電車が郡山~会津若松~喜多方間で運行された。
 全席指定で、発売日午前10時には即完売。文字通りのプラチナチケットとなった指定席券を持った乗客を乗せて郡山を発車した455系は、10時11分頃、いつも見ている会津若松駅ライブカメラの前に姿を現した。
 先頭につけられた特製ヘッドマークには、涙をこぼしている「あかべぇ」の絵がプリントされていた。大勢の乗客とホーム待機客が、停車時間を利用して記念撮影を楽しんでいた。
 いったん終点の喜多方へ向けてカメラ前を去る455系。しかし、祭りはこれからが本番であった。

 15時。会津若松駅1番線と2番線の間にある留置線に、先日の会津上陸時に乗車した特急列車「あいづ」の車両である485系特急電車が据え付けられた。この車両も455系と同様「あかべぇ」のプリントを全身にまとっており、455系と並べようという粋な計らいだったのであろう。
 その後を追うように、2番線に新潟へ向かうSL列車「SLばんえつ物語」が入線。
 実はこの日、郡山へ向かう「さよなら455系あかべぇ号」と、この「SLばんえつ物語」を、会津若松駅から同時に発車させ、約2キロ先の郡山方面と新潟方面の分岐点まで並んで走らせようという一大イベントが計画されていたのだ。
 そんな中15時10分頃、喜多方を出た「さよなら455系あかべぇ号」が1番線に登場! カメラと反対側で、3本の列車が先頭位置を合わせて並んでいたらしい。
 ホームでは会津若松市長などを招いての出発式が行われ、いよいよ発車時刻の15時25分が迫ってきた。
 1番線・2番線双方の発車メロディがほぼ同時に流れ始め、ホームで演奏されている会津鶴ヶ城太鼓の音色の中、455系のホイッスルとC57の汽笛が構内に鳴り響いた。そして、ゆっくりと足並みをそろえて、「さよなら455系あかべぇ号」と「SLばんえつ物語」がホームを離れていった…。

●「さよなら455系あかべぇ号」車内からのその模様(YouTubeより)

 「貴婦人」と呼ばれるC57と手を取り合い、歩調を合わせて、455系は約2キロの道のりをゆっくり進む。そして別れ際には汽笛を鳴らしあって、それぞれの行き先へ。こんなドラマチックな演出が、他にどこで出来ようか。

●会津名物並走運転のイメージ(2001年7月のC57とD51の並走運転の映像・YouTubeより)

 ライブカメラの向こうでずっと走っていた455系との本当の別れ。
 当初6月中、つまり455系現役時の会津若松上陸を計画していたけれども、都合が付かず流れてしまい7月に。そして今回も現地入りは出来ず。
 今日、日帰りで無理をしてでも現地入りして、「さよなら455系あかべぇ号」にこそ乗れないまでも、会津若松駅のホームか、分岐点の近くにある陸橋か、あるいは「SLばんえつ物語」の車窓からこの瞬間に立ち会うべきだったか。

 これからは2代目として同じ「あかべぇ」をまとった719系が磐越西線の主役となる。
 455系の意志を継いで、末永い活躍を。

●2代目あかべぇ719系発車シーン(筆者撮影・YouTubeより)

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